『すば』らしい日々　

  

みよ家『唐人そば』



110年ぶりに復活したという唐人そばを頂きに来ました

みよ家の「唐人そば」以外に関しては下記をチェック
　↓　↓　↓　↓
http://goyauekata.ti-da.net/e4071941.html

落ち着いた雰囲気の清潔感ある店内




メニュー



唐人そばジューシーセット

唐人そば


深い茶色のスープ
かなり特徴的な甘味がある
各店舗それぞれの出汁に特性の醤油ダレで味付けするという、いわゆるラーメン方式だが、開発の際「醤油ラーメンのようにならないように気をつけた」というだけあり、しっかり沖縄そばに仕上がっている
因みにスープ濃度は現在の沖縄そばの平均的数値
タレは共通しているが各店舗毎に出汁や麺、具が異なるため唐人そばの食べ歩きをする人も多いようで、そばジョーグーの間で「唐人そば」が一つの流行となっている。そばジョーグー達に好評だけあり、味は間違いなく美味しい

大正年に「ゆたかや」が醤油の量を減らし塩をきかせてこれまでの黒いスープから白いスープへと改革を行い大流行した事は結構有名な話。現在の沖縄そばの原型とされているがそれまでは醤油の量が多い黒に近いスープだったという(参考文献：「沖縄そばに関する調査報告書【サン食品 編　1972.7】」)



みよ家は生麺と茹で麺から選べるが今回はゆで麺をチョイス
自家製の10番やや平たい麺
ツイストがかった強いちぢれ、もっちもちで弾力もあり、やはりみよ家の麺は絶品






具は三枚肉の細切りが乗っている
その辺も各店舗によって異なるそう


この取り組みの目的として「唐人そば」を通して沖縄そばの歴史に興味をもつ事も挙げられているため、歴史について個人的な見解を述べさせていただきます。(あくまでも個人の考えです)

唐人そばの説明に『1902年（明治35年）沖縄県初の「支那そば屋」とされる観海楼が開業』
と書かれているが、支那そば屋＝観海楼なのか？ということである。
この件、今回の「唐人そば」説明の表示以外でも至るところで「沖縄初のそば屋 観海楼」といった内容の記事などが掲載されている。

「支那そば屋」が明治35年に開業したのは当時掲載された新聞広告の資料が残っており間違いない。
【明治35年4月9日琉球新報】


しかし私が集めている資料では「観海楼」が開業したのは明治40年の10月。
「支那そば 比嘉店」いわゆる「べーらーそば」と同じ時期に開業広告を出している。
【明治40年11月22日琉球新報】


【明治40年11月23日琉球新報】


明治35年に開業した「支那そば屋」の場所は那覇警察署下り肥料倉庫裏と掲載されている。
一方、べぇーらーそばと観海楼は前之毛（メーヌモー）通りとなっている。

「沖縄そばに関する調査報告書(サン食品 編　1972.7)」によると明治35年に開業した支那そば屋も前之毛通りの端にあるので店名を変えたのか？又は明治35年の開業広告には店名を掲載していないのか？いや、そうであったとしても、なぜわざわざ5年後に開業広告を掲載するのか。明治40年10月に開業広告を掲載している以上、観海楼が開業したのは明治40年であり、「支那そば屋」＝「観海楼」という事が一般的になっている事が私には理解できません。(証明できる方がいらっしゃれば是非教えてください。)




細かい事は抜きにして「唐人そば」は生産が間に合わないほど人気を博しているそう

いずれにしてもこの取り組みは本当に「すば」らしい



  

『がちま家』は残念ながら閉店しております

嘉手納町『がちま家』


2015年2月にＯＰＥＮ

嘉手納ロータリー付近県道沿い


沖縄そばの、のぼりが目印


そば好きの店主が、
家族に大評判で20年以上作り続けていた
沖縄そばで開業を決意
子供たちの後押しもあった事と、
以前に嘉手納道の駅でそばを
出した際に大好評だった事も、
開業を決めるきっかけとなったそうだ


席はカウンター席と、


テーブル2名席


オープンキッチン


メニューはそばといなりのみ

そば一本勝負という姿勢は尊敬


そば(大)



豚と鰹の出汁は、
その見た目からも分かるように、
濃厚な出汁
味付けも濃いめで、
支持層は多いと思われる
さっぱり、あっさりと仕上るよう
心がけているという


麺は、大人気の、照喜名麺
ツルツルで独特のもっちり感と縮れ
スープとの相性はもちろん


どっしりと乗った肉厚の
軟膏ソーキは、
柔らかく、骨までいける


こだわりのかまぼこは、
与那国のかまぼこ
「これはそばに合う」と確信し、
練りの状態から仕入れ、
店舗で形をつくり、揚げている
もっちりとしていて、特徴的
旨い


いなりは14時までサービス

宣伝広告を一切していないそうですので、
皆さん是非お立ち寄りください

今日も『すば』らしい日也



住所：嘉手納町嘉手納19-2
電話：080-1700-1301
営業時間： 11：30～17：00頃
　　　　　（売切れ次第終了）
定休日：土曜日  

嘉手納道の駅近く『嘉手納そば』


県道74号線沿い、ローソンのとなりで場所は分かりやすい


すべてが見渡せるコンパクトなつくりの店内
テーブル4人×5台
座敷2人×3台、4人×6台



平日でも昼時はかなりお客さんが入ってくる
地元客が多ようだ

家族叉は親族で切り盛りしているのか、
厨房のなかはかなり賑やか
夏休みということもあり、子供たちも
手伝いをしている

メニューは各種そばの他にも、みそ汁や中味汁、
てびちの他にもオムライスやチキンカツ、ポーク卵
などの食堂メニューもあり豊富


嘉手納そば


スープは豚骨と鰹を基調としたあっさり出汁
後味に鰹の香り高い風味がのこり、あっさりだが、
味付けはしっかりとしているため、旨さが分かりやすい


麺は割とオーソドックスな中細麺
軽く縮れが入っていて、もっちりとしている
個人的には、もう少し麺にグテーがほしい

あと、器が小さいため、麺がかなり窮屈そう
やはり食べているうちにフニャフニャになってくる

軟骨ソーキはコリコリで半分ぐらいは骨までいける
味付けはなかなか
三枚肉はあっさり塩味で柔らかく旨い
個人的に三枚肉がすき

くゎっちーさびたん
今日も『すば』らしい日也



住所：沖縄県中頭郡嘉手納町字屋良１０７５−２
TEL：098-956-4584
  

嘉手納町水釜　海岸沿い
兼久海浜公園近く



店主は元フランス料理のシェフという
外観も結構おしゃれ


メニューは、数種類のそばのほかに軟骨ソーキ丼もある

たまごそばは、卵のひらやーちーが乗った肉なしそば



店内もおしゃれでいい雰囲気



小物などの物販もある




軟骨ソーキそば



沖縄そば（三枚肉）
沖縄そばは三枚肉と赤肉がえらべる



ソーキそば



国産の豚肉、鰹節、昆布等厳選した天然素材から、
約10時間かけてしあげていて、
化学調味料は一切使用していない
メニューの下に書かれている


塩味のちょっぴり効いた、上品で丁寧なあっさり、まーさスープ
飲み干す系のスープやさ

肉はいずれも薄味に仕上げられていて、
上品なスープを引き立てる名脇役


麺は、西崎製麺所の特注麺
最初、麺をすすったとき、一瞬、亀浜麺
と思うほど、似ている
コシのある細めんで、まーさスープによく合う



ぜんざいや、



黒糖かき氷などのデザートもある







『海がみえるそば家』の海は西海岸
ということは・・・・・・・・・・・・・・







夕方はサンセットを見ながら、まーさそばをいただける



これはまじでサイコでしょ



ちょっと歩くとサーフポイントもあり
ポイントが近いので間近でサーフィンがみれる


デートやないちゃー観光客の接待にもお勧め

今日も『すば』らしい日也







〒　904-0204 沖縄県中頭郡嘉手納町水釜６丁目２５−１３
℡　098-956-0940  

嘉手納ロータリーにある『みよ家』




店主は名店で10年以上修行を積んだという

カウンター7席


テーブル4名×5、2名×3


座敷4名×6


化学調味料なしの無添加
出汁は鹿児島枕崎かつお節、
北海道羅臼昆布、と素材にこだわっている

飲み物はセルフサービスで、
アイスティー、アイスコーヒー、さんぴん茶
などが用意されている


お昼時ということもありほぼ満席で、
次々とお客さんが入ってくる


各種そばの他、






セットもかなり充実




自慢の自家製麺は『生麺』と『ゆで麺』の二種類から選べる
（材料、太さは同じ）

ゆで麺は、
ゆでたあと油をまぶす本来の沖縄そばの麺
若干歯応えもあるが、
表示されている通り、生麺に比べると軟らかめ
もちっとしていて







生麺は特有のプリプリ感と、
力強い弾力のある麺
手揉みによるツイスト系の強い縮れもあり、
すすり心地よい
選べるのはうれしい





本ソーキは、箸で分けられるほどの柔らかさで、味付けも肉の奥まで味が染み渡っており、しっかりと、濃すぎず絶品。



てびちそばは、器を覆うほどの大きなてびちが二個のっており、柔らかく、塩加減最高。



無添加のスープは、透明感があり、
見た目も非常に美しい
素材にもこだわっているだけあって、
あっさりと奥深くほんのり甘味がある
素材からでる自然な甘味だ
こだわりの鰹出汁と昆布出汁ということで、
かなりあっさり品のある出汁だが、
イノシン酸とグルタミン酸二種類の旨味成分の
相乗効果により、旨味は十分
なんといっても、一番最高なのが、
絶妙の塩加減
絶妙というか、神業
塩が主張しすぎず、
出汁の旨味をすべて引き出している


とんかつそばセット
これで800円
とんかつは衣サクサク



ジューシーも薄味ながら、
出汁が効いてやはり塩加減がいい




さんまの昆布まきセット、
カレーやカレーそばなどメニューは豊富





ぜんざいもお勧め



練乳と野国いものソースは綺麗なオレンジ色
甘すぎずおとなの味

くゎっちーさびたん

今日も『すば』らしい日也



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