お食事処 なびぃー食堂

すば人 ゴヤ親方(スバンチュ ゴヤウェーカタ)

2019年11月09日 11:50

粟国村『お食事処 なびぃー食堂』


『すば』らしい日々、粟国島初上陸!!
念願の粟国島にようやく来ることが出来ました。

実は、沖縄そばの発展と粟国島は深い関わりがあります。

なびぃー食堂は、
平成14年にOPEN!
映画「ナビィの恋」の公開が平成11年なので映画にちなんで命名されたと思われます。

カウンター5席、



テーブル席、


座敷もあります。


メニュー!





沖縄そば【550円】


ソーキそば【700円】


肉そば【700円】


みるからに濃厚そうなスープ。出汁は豚、鶏、鰹節というが、見た目通り味はかなり濃い!なかなか豪快なスープです!


麺は10番厚みのあるもっちり麺。この食感は、、伊佐製麺所では??聞いてみるとやはり伊佐製麺所の麺。伊佐製麺所の主は粟国島出身との事!なるほど!


肉はかなり味が染みている。


さて、今回の粟国での裏テーマが、
「明治後期から大正にかけて、沖縄そば屋及び料理屋の調理人に粟国出身者が多かった理由を解明する」

冒頭で述べたように粟国島と沖縄そばには深いかかわりがある。
現在、粟国島の人口は700人を切り、人口減少が問題となってるが、明治13年には3,991人、沖縄そば屋が建ち始めたといわれている時期である明治36年には4,966人にのぼり、県下有数の人口過密な島だった。
その頃、那覇の他、やんばる船の停泊する物資の集散地でどんどん飲食店が建ち、多くの粟国出身者が料理人として雇用される。

今回、その理由を調査するため、村の教育委員会、教員をはじめ様々な人に聞き取りを行った。中々有力な情報が得られない中、村の歴史に詳しい方で、教育委員会からも紹介して頂いた方より、有力な情報が。
当時の料理屋は住み込みでの勤務ができる店が多かった為、人口増加に伴い職を求めて粟国の方が本島に渡り料理人になったのではないかとの事。
なるほど非常に信憑性の高い情報。
それ、正解でしょ!と思うのでこれから裏をとりたいと思います!
因みに伝説の店とも言われている戦前の大人気店『井筒屋』は粟国島出身者の店、今回、そのご子息とも話をすることができました。詳細は「すば」らしい日々第2章のサイト内に【すばラボ】というコーナーを設けますのでそこにて。


さて、、、
粟国島は数百年前の火山活動によってできた島で、その痕跡を様々な場所で確認することができる。

【マハナ展望台】


【筆ん崎】

火山灰が積み重なってできた白色凝灰岩。

【ヤヒジャ海岸】

溶岩、凝灰岩の層。




溶岩の熱で酸化して赤くなっている岩。

【ヤマトゥガー】



自然にできた割れ岩。
1mほどの岩と岩の間を通ることが出来ます。

【西の浜】

ナビィの恋のロケ地として有名。

【ウーグの浜(長浜ビーチ)】



島の東側にあり1kmの白浜が続くビーチ。


非常に有意義な旅になりました。

今日も『すば』らしい日也!


住所:島尻郡粟国村東2004-1
電話:098-988-2992
営業時間:11:30~14:00
(夜 19:00~23:00)
定休日:不定休

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