『すば』らしい日々　

  

糸満市　道の駅いとまん内『うまんちゅ亭』





沖縄そばといえば『サン食品』
土肥健一社長率いるサン食品の直営店

小麦粉で作られている沖縄そばは、『蕎麦粉30％以上混入・・・』
という全国生めん類公正取引規約の定義に違反しているとの公正取引委員会
からの指摘に粘り強く折衝に折衝を重ね、沖縄そばの名称を守り抜いた
最大の功労者がサン食品社長の土肥社長だ

現在も、土肥社長みずからが『サンサンキッチン』の館長となり
沖縄そばの普及・発展と、沖縄そばを通して健康と食の大切さを
伝えるために奔走している

もちろん私もサンサンキッチンの修了証を取得している

ともかく、そばじょーぐーは土肥社長に足を向けて眠れない


広々とした店内




不動の一番人気、御膳符そば


那覇市長賞受賞

以下、うまんちゅそばの店内にある案内表示より

御膳符」とは、沖縄が琉球王国だった頃のお品書きのことを言います。
手打ちに近い麺を職人が何年も時間をかけて作り上げた「御膳符そば」は
沖縄県内でも当店のうまんちゅ亭にしか出していない大変貴重なそばになります。
一度は食べてみる価値あり

麺は、コシが強く噛むはどに味が出る麺
小麦粉の粘り腰を活かす製法で加える水質、食塩、
かん水の質と量を十分に考え抜いた製品に仕上げました
着色料無し『天然発色』食感を楽しむための乱切り麺

御膳符そばの出汁は、豚と鰹の風味を強調しまし、普段食べている
「そばだし」よりも豚の味（コク）を強く出し、食塩量を少なくしました

との事だ

看板に偽りなし
豚出汁が効いているが、豚の旨みだけを凝縮し、
あっさりと仕上げられていて、いくらでも飲める

麺もコシがあり、沖縄そばならではの小麦粉の風味を堪能できる


スープから麺がかなり顔を出している
ようするにスープが少なめに入れられている

これは、麺づくりのサン食品のこだわりで、麺の味を堪能してほしい
という強い思いからだと推測する
原価計算の問題ではない、信念からだと私は信じている

『サンサンキッチン』でそば打ちを教わった時にもそう述べていた


軟骨ソーキそば





沖縄そばの他にも、日本蕎麦、うどんもあり、
様々なニーズに対応できるようになっている

くゎっちーさびたん

今日も『すば』らしい日也



住所：沖縄県糸満市西崎4-19-1　みちの駅いとまん
TEL：098-840-8780
  

そば処　玉家

店の前にはシンボルのシーサー

第二回沖縄そば王に輝いた超人気店

駐車場も広々




通販なども展開している

いつも、ランチタイムをすぎてもほぼ満席で客がとだえない

夕方はさすがに落ち着く時間もある
カウンター、テーブル、座敷で90席ぐらいある






注文は食券機で


満席時でも、食券を渡してすばが
出てくるまで3分も待たない
厨房を覗くと実に効率よく手際よく業務をおこなっている

夕方、客足の落ち着いている時にタイムを測ってみた
なんと、ジャスト1分
私の知る限り、スピードはいまのおころ沖縄1

聞くところによると、食券に、観光客・家族連れ・カップルなど
客層を記入し、それぞれのニーズに合うような対応を心掛けているとの事
この、サービス精神に脱帽

子供連れにはスープの入った器がついてくる


三枚肉そば


ソーキそば


ソーキと三枚肉がのっているが、商品名なんだったかな


『シンプルイズベスト』がコンセプトという玉家の出汁は、
透き通るような透明感がある上品な美らスープ

豚骨と鰹ベースの、あっさりだが、しっかりとコクがあり、
飲んで、また飲んで、もいちど飲んでしまいたくなる、
とても奥深く、五臓六腑にしみわたる出汁
思わず目を閉じて堪能したくなる

玉家といえば、もちろん亀浜麺


亀浜麺の大ブレイクは玉家発祥いっても過言ではない
もちろん出汁との相性はバツグン

フーチバーがすでに器に盛られてテーブルに置かれている


ジューシーややネッチョリ感があるが、
そばがまーさいからあまり気にしない



三枚肉やらかかく、味付け最高

本ソーキも軟らかく味付けも良いが、
個人的に玉家は三枚肉そばがお薦め

豊崎店、浦添、北中、名護、支店もすべて
本店で出汁をとりスープをつくっている
ただ、肉の味付けは指導はしているが、
各店舗で行っているそう


本ソーキの骨をもちかえるための袋が
わんちゃんにとかかれている


くゎっちーさびたん
今日も『すば』らしい日也



住所：沖縄県南城市大里古堅913-1
TEL：098-944-6886
営業時間： 11：00から18：00
定 休 日： ウークイ、正月  

『家器の木』は残念ながら閉店しております再開をせつに願います

宜野湾市の　『家器の木』　



28年間つづけていたサラリーマンを脱サラし、
以前からやりたかったそば屋を開店したとのこと

風水をとりいれ、客席との空間を一体にしたという

カウンター席と座席がある店内は、かなりアットホームで
ここちよい空間
カウンター席と、テーブル座席




メニュー




そばセット


ソーキそば


三枚肉そば


てびちそば（1日5食限定）




店主が退職後、そば屋で修業をしながら沖縄中を食べ歩き、
研究に研究を重ね作り上げたそば

素材はもちろん水や塩を厳選し、また、
そば以外にも空間や琉球焼きの器などこだわっている

スープは豚骨と鳥ガラをベースに、
鰹節、昆布などの魚介系の出汁と、
野菜の甘みを合わせている
あっさりでコクがあり、バランスの良いスープ

店主曰く『世界一おいしいスープ』


麺は人気の亀浜製麺



あっさりスープとの相性はやはりバツグン

麺の幅3.5mm

麺の厚さ2mm


本ソーキは、味付けがしっかり目なので別皿に出てくるが、
軟らかく、味付けもかなり上手い

三枚肉、てびちは塩味あっさりで




そばセットはそば中とジューシー、漬物、
和え物がついて600円とかなりリーズナブル

ジューシーもあっさりで旨い

食後はコーヒーやぜんざいもある


さらにスコーンやタルトなどデザートも




職人の息子さんが店舗で作っているとのこと


特に女性にはうれしい

くゎっちーさびたん
今日も『すば』らしい日也



住所：沖縄県宜野湾市愛知２９４－３
TEL ：０９８－８９３－３００３
営業時間： 11：30から17：00
定 休 日： 水曜日





  

麺ずしょっぷすばる　那覇市

※『めんずしょっぷすばる』は残念ながら閉店しております。

テーブルが4台





座敷にテーブルが2台



メニュー



鰹出汁と豚骨出汁から選べ、
鰹出汁には細めん、豚骨出汁には太麺がおすすめとのこと

厨房から商品が出てくるところを「麺でるすゾーン」という



そばは、一日30食限定で、売り切れ次第終了

沖縄そば　鰹出汁


軟骨そば　豚骨出汁


ソーキそば　豚骨出汁


あぶり鶏肉そば　鰹出汁


鶏もも肉に炙りを加え香ばしく仕上げている


ランチタイムには、ジューシーがついてくる旨い
飲み物がさんぴん茶というのもうれしい

豚骨出汁はくどくなく、すーっと食べられる
鰹出汁はなかなかパンチのある鰹
隠し味のにんにくが効いている
ソーキはかなりあっさりで薄目の味付け

太麺はこしのつよいもっちりめん


細麺は天下の亀濱製麺



今日も『すば』らしい日也




住所：那覇市曙1-9-14 あけぼの荘1F
TEL：098-863-4410   

浦添市の東江そば


下駄ばきの駐車場


テーブル席4名×2、2名×3
カウンター4席
座敷4名テーブル×2、2名×2






オーダーは食券で


メニュー



東江そば


本ソーキそば


上品な出汁は塩味が効いている
鰹と昆布の一番出汁のみを使用
あっさりのなかにも、鰹と昆布の旨み
がしっかりと主張していて、
おいしいスープに仕上がっている
丁寧に作られているのが分かる

麺は歯ごたえのある手打ち風自家製麺の中縮れ麺
もっちりツルッツルでグテーもある
小麦の風味高く、これはかなりうまい


一番人気の東江そばは肉が、本ソーキ、軟骨ソーキ、三枚肉がのっている

軟骨はトロトロ、本ソーキも骨が噛めるほど煮込まれている
三枚肉もやわらかく、主張しすぎず調和している


後味の塩辛さが若干、舌に残る感じもあるが、
出汁、麺、肉、三拍子そろった、三位一体の旨いすばだ

餃子も超人気でおすすめ


すばのいちどぅし、ジューシーもかなりの味



くわっちーさびたん。
今日も『すば』らしい日也。



住所： 〒901-2122 沖縄県浦添市勢理客２丁目１−３６
TEL ： 098-879-5366
営業時間：　11:00から17：00
定 休 日：　無  

那覇市国場　がちまい処すばやぁ


駐車場は店の裏側


裏口入店することができる


昼時は満席のときもあるが、３時過という事と、
今日は大雨という事もあり、客は少ないラッキー

カウンター席12席、テーブル席2名×6台、




座敷6名×3


メニューは各種そばとジューシーのほか、
カレーライス、みそ汁もある


本ソーキそば（平麺）


三枚肉そば（細麺）


てびちそば（平麺）


驚くほど透き通ったスープから、は想像できない
ほどしっかりとした出汁の旨みは、豚骨と鰹の
バランスの分岐点はココッというぐらい
それぞれの出汁の良さを十分に堪能できる
旨い

麺は、細麺と平麺からえらべる

南部ではめずらしい、平麺

んこれはもしや
店員に聞いてみたら、
やはり名護の三角屋製麺所の平麺
もっちりとした独特の食感は、
上品なスープとの相性バツグン

細麺は天下の亀浜麺

こちらも相性抜群
こちらが主流

南部と北部を代表する製麺所の麺が
食べれるのはうれしい

本ソーキも箸で軽く分けられるほどやわらかく、
味付けも上品なスープを邪魔することなく
肉の中まで味は染みわたっている

てびちは薄味でこれまた箸でわけれるほど
とろとろ柔らか



店長にどっちが人気があるか聞いてみたら、
『やっぱり南部だから細麺が多いが、
　でも一度平麺を食べたらそれからは
平麺に代わる客も多いし、南部ではめずらしい
ので平麺も根強い人気』との事

くゎっちーさびたん
今日も『すば』らしい日也




住所：那覇市 国場 1169-5
TEL：098-855-8535
営業時間：11：00から19：00
（火曜日は15：00まで）
定 休 日：無し

  

那覇市首里の『やまぐすく』



座席が2テーブル、テーブル席が3テーブル、
カウンターに7脚






豚の出汁骨を長時間煮込み、
鰹出汁を合わせたスープ



豚骨ベースだが、さっぱりかつコクがあり、
とても分かりやすいおいしいスープ

しっかりと味付けされているが、
やはりこの手のそばは喉がかわく

ソーキは、本ソーキと軟骨ソーキ
味付けは濃すぎず薄すぎずいい具合で旨い

どちらも軟らかく煮込まれている
軟骨はコリコリで骨までいける

別皿でフーチバーがついてくるのでフーチバー好きには嬉しい



麺は、人気の亀浜製麺で間違いないだろう
亀浜麺ならではの食感が出汁とマッチしている

くわっちーさびたん

今日も『すば』らしい日也




住所：那覇市首里石嶺町４－３７３－１３
TEL：０９８－８８５－７３９２